報告『34th SOUL TO RADIO 』

報告

『34th 空間共有型ラジオ的公開番組　SOUL TO RADIO』開催（ゲスト：音井ののさん）』

　皆さまこんにちは。カルチャーMIXフェスタ実行委員会 Murayamaです。

先週、10/16(水)に開催された『SOUL TO RADIO』の様子をお伝えします。

　まずはオープニングトークから。

「また大きな台風が日本を襲いました。千曲川が氾濫したり、東日本大震災で被災した宮城や福島などでも大きな被害が出ました。

　しかし、そんな中で日本ではラグビーW杯が開催されています。先日は台風の影響でカナダとナミビア戦が中止となりましたが、両国の選手らがボランティア活動やファン交流にに参加してくださったニュースはとても勇気づけられたのではないでしょうか？。

　ラグビーW杯の選手のスポーツマンシップを励みに日本中が復興に向けて前へ進んでいくことを祈ります。」

そんなお話からはじまりました。

パーソナリティーはLOVE-ISM代表の司山園美さんです。

　今回のゲストはシンガーソングライターの音井ののさんです。おもちゃ楽器の弾き語りスタイルで音楽活動を行い、女優としても活躍されています。「THEあひる座」というユニットでは演劇活動もされるなど、多種多様な活動をされています。

　また音井ののさんは、現在テレビ新潟で放送中の『帰ってきた 行け! あひるお姉さん』ではあひるお姉さんの声と主題歌を担当されています。登場の時にも、あひるおねーさーん！　という掛け声とともに登場しました。

　歌手・女優・役者とマルチに活動をされているののさん。歌手としてはトイピアノ、あひるの人形（小さくてかわいい）を片手に歌っていますが、どうしてそのスタイルにたどり着いたのですか？　というところを詳しく話していただきました。

　始まりはビジュアル系バンド。ののさん、実はビジュアル系バンドの大ファンで、お決まりの黒い服を着てライブを見に行ったこともあるそうです。そうして何度もライブに通っているうちに、「自分でもやってみたい」と思い、シンガーソングライターの活動を始めたそうです。

　トイピアノについても、最初は小道具として使っていたのが、あちこちで使っているうちにメインになりました。あひるの人形もSNSで使っていたところ、これもまたメインに。

　そんな音井ののさん、ライブでも多様に演奏されています。アニメ関係のライブに参加する時は敢えてアイドル路線でパフォーマンスをし、ライブハウスで演奏する際はバリエーション豊かに演奏できるので、トイピアノからウクレレまで、何でも楽器を持っていって演奏します。

　演奏スタイルの多様さはどこから来るんですか？　との質問に、「いろいろなことに興味があって、好奇心があるので、新しいスタイルを見つけると、すぐに飛びついてしまうんです」という回答でした。歌手でも役者でもなんでもやってしまう、音井ののさんのたくましさを垣間見た印象でした。

　更に更に掘り下げて、そもそもどうしてアーティストを目指したのですか？の質問には「やっぱりビジュアル系バンドの影響ですね。『マルコ』というバンドが好きで特に『火の鳥』という曲に感動して、ギターを弾きたい、歌ってみたい……というのが私の原点なんです」

　マルチな音井ののさんは最初はミュージシャンとして活動していましたが、最近では役者としての道も歩み始めました。

　もともと社会人ミュージシャンとして活動していたののさん、とある事務所さん（バッドテイスト）から「ウチでCD作りません？」というオファーがやってきました。

　早速所属したののさん。ところが、その事務所さんではシンガーソングライターのマネジメントの他にも、映画やテレビ番組の作成も請け負っていました。それならば、事務所の方向性を存分に活かして役者活動もしてみよう……というのがきっかけです。

「本当はそこに行く予定がなかったことが、出てくることがあるんです。謎の導きですね」

　というお話です。まさに人の縁というのか、めぐり合わせというべきか。

　そういうわけで役者活動もスタートしたののさん。実際に現場に入ると役者としてはもちろん、車両運搬からアテンド、AD活動までパワフルにこなしていき、その過程で『行け！　あひるお姉さん』という番組が誕生しました。小道具として使っていたあひるの人形、これを見た事務所の人が面白い！　と考えて、企画が立案されてとうとう番組になりました。すごすぎる。

　また音井ののさんは服飾デザインを得意とされています。自身のプロフィール欄にも【特技】お裁縫、衣裳デザイン・製作と書かれるだけあって、番組でも服飾デザインを担当されました。『スケバンくの一』や『俺は前世に恋をする』などの番組でも考案した衣装が採用されました。ほんと、マルチすぎます。『スケバンくの一』や『俺は前世に恋をする』については、シネ・ウインドで行われた『荒木（＆BT）まんがまつり』にて上映されました。

　今後の目標について伺うと、「音井のの という名前の知名度を上げたいですね。音井のの という名前を聞いた人が、あっ、あの人だねって反応をすることで、イベントを盛り上げていきたいです」でした。向上心を忘れないアイドルらしさを感じます。

　そしてクライマックスでは、ののさんに『帰ってきた 行け! あひるお姉さん』のED曲を歌っていただきました。今回はウクレレ演奏なのであひるの人形はお休みでしたが、聞いていて楽しい曲でした。音楽のなだらかさと音程がマッチしていて、耳に心地いいです。歌詞もストーリー仕立てになっていて、だんだん内容が動いていくのが面白かったです。

　その後は定例の質問コーナー。ED曲の編曲をされた方（いさかずき さん）が来られていたので、その方に逆質問をしました。無茶振りですね！

　Q：歌を聞いてどんな印象を持たれましたか？

　A：歌のお姉さんらしさが出ていて良かったです（ありがとうございます！！　という音井ののさんでした）

　Q：（音井ののさんへの質問）憧れているアーティストはいますか？

　A：町あかり さんに憧れています！　フジテレビでも活躍されていた人で、衣装デザインから楽器まで自分でプロデュースされていて……私もそこにオマージュを抱いているんです。

　最後に音井ののさんには、SOUL TO RADIOにちなんでソウルなメッセージを出していただきました。

『小さなことは気にしない』です。

　いろいろなことを考えすぎて立ち止まってしまうようなら、くよくよ考えすぎないで、一歩踏み出してみましょう。というお話でした。いい言葉だと思います。

色紙に書いて頂いたので、次回のSOUL TO RADIOに来られると、生の色紙も見られます。

　そしてステージイベント本番では、音井ののさんは11/24（日）14:15～登場予定となっております。お楽しみください。

　ゲストの音井ののさん、ありがとうございました！

　次回のSOUL TO RADIOは、11/6（水）19:30～から、今回のイメージアーティストである、新潟メンズアイドルグループの「NIE'S」より、石内裕之さんが来られます。ぜひご来場ください。

『帰ってきた 行け! あひるお姉さん』の番組についてお知らせします。

　番組は毎週火曜日、深夜25時59分に放送されています。(緊急編成やスポーツ番組延長のため番組や放送時間が変更になることがあります。あらかじめ、ご了承ください。)

　放送チャンネルはＴｅＮＹ(Ch.4)（テレビ新潟）となっております。

　お時間ありましたらどうぞご視聴ください。

　音井のの　公式Twitter

　音井のの　公式サイト

　ここからはカルチャーMIXフェスタの宣伝となります。

　11月23日（土曜日）　11月24日（日曜日）　万代市民会館6F多目的ホールにて若者の文化活動推進交流会　カルチャーMIXフェスタ『N-Art Communication 2019-SMILE×SMILE-』が開催されます。

　一般前売：1,500円　学生前売：800円

　一般当日：1,800円　学生当日：1,000円となっております（学生は学生証の提示をお願いします））。

　小学生未満は無料です。なお混雑時には整理券等を配布する場合があります。

　お問い合わせ・予約は

　カルチャーMIXフェスタ実行委員会

　新潟市若者支援センター「オール」内でお願いします。

　TEL：025-247-6781（平日8:30～17:30）

　FAX：025-246-8080

　MAIL：c-mix@love-ism.com

　にてお願いいたします。

　またチケット購入・ご予約について、各出演者からも購入可能です。

　予約〆切は11/21（木）となっております。

　また、万代市民会館5Fでは合同作品展示会『Emotional Hearts 2019』も開催されます。こちらは入場無料となっており、イラスト・絵画・つまみ細工・模型・UVレジンなど、多数の芸術が目白押しとなっております。

　一人ひとりのアーティストが全力を尽くして尽くしてパフォーマンスする一期一会の大舞台、どうぞお楽しみください。

実行委員会　Murayama